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〘498㌻〙

第1章

1 長老ちゃうらう、書ふみを愛あいするガイオ、わが眞󠄃まことをもて愛あいする者ものに贈おくる。

2 愛あいする者ものよ、我われなんぢが靈魂たましひの榮さかゆるごとく汝なんぢすべての事ことに榮さかえ、かつ健󠄄すこやかならんことを祈いのる。 3 兄弟きゃうだいたち來きたりて汝なんぢが眞󠄃理まことを保たもつこと、即すなはち眞󠄃理まことに循したがひて步あゆむことを證あかししたれば、われ甚はなはだ喜よろこべり。 4 我われには我わが子供こどもの、眞󠄃理まことに循したがひて步あゆむことを聞きくより大おほいなる喜悅よろこびはなし。

5 愛あいする者ものよ、なんぢ旅󠄃人たびびとなる兄弟きゃうだい等たちにまで行おこなふ所󠄃ところみな忠實ちゅうじつをもて爲なせり。 6 かれら敎會けうくわいの前󠄃まへにて汝なんぢの愛あいにつきて證あかしせり。なんぢ神かみの御意みこゝろに適󠄄かなふやうに彼かれらを見み送󠄃おくらば、その行おこなふところ善よからん。 7 彼かれらは異邦󠄆人いはうじんより何なにをも受うけずして御名みなのために旅󠄃立たびだちせり。 8 されば斯かゝる人ひとを助たすくべきなり、我われらも彼かれらと共ともに眞󠄃理しんりのために働はたらく者ものとならん爲ためなり。

9 われ曩さきに聊いさゝか敎會けうくわいに書かきおくれり。然されど彼かれらの中うちに長をさたらんと欲ほっするデオテレペス我われらを受うけず。 10 この故ゆゑに我われもし往󠄃ゆかば、その行おこなへる業わざを思おもひ出いださせん。彼かれは惡あしき言ことばをもて我われらを罵のゝしり、なほ足たれりとせずして自みづから兄弟きゃうだいたちを接うけず、之これを接うけんとする者ものをも拒󠄃こばみて敎會けうくわいより逐󠄃おひ出いだす。 11 愛あいする者ものよ、惡あくに效ならふな、善ぜんにならへ。善ぜんをおこなふ者ものは神かみより出いで、惡あくをおこなふ者ものは未いまだ神かみを見みざるなり。
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12 デメテリオは凡すべての人ひとにも眞󠄃理しんりにも證あかしせらる。我等われらもまた證あかしす、なんぢ我われらの證あかしの眞󠄃まことなるを知しる。

13 我われなほ汝なんぢに書かき贈おくること多おほくあれど墨すみと筆ふでとにて爲するを欲ほっせず、 14 速󠄃すみやかに汝なんぢを見み、たがひに顏かほをあはせて語かたらんことを望󠄇のぞむ。 15 汝なんぢに平󠄃安へいあんあれ、朋友ともたち安否あんぴを問とふ。なんぢ名なをさして友ともたちに安否あんぴを問とへ。〘364㌻〙
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